走る理由
『BORN to Run』という本に出合った。
って言っても出合っただけですが・・・
まだ読んでもいま
せんし、買ってもいない。。。
ただ知っただけ。
面白そうなので
今度読んでみるつもりですが、
少し先になりそうなので、先に
TED talkの著者のプレゼンを視聴しました!!
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ただプレゼンは少々短くて駆け足だったため少し物足りませんでしが・・・
そこは本編を楽しみにして。
内容を理解できた範囲で紹介しますと、
いくつかの事例を謎という形で紹介し、それらを解く1つのピースとして、人間が走る理由について言及するというストーリーでした。
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1つ目の事例。ニューヨークシティマラソンでのエチオピア出身デラルツ・ツルという選手の事例。
彼女は8年間勝利から見放され、そのレースに引退覚悟で臨んでいました。
彼女は先頭集団に喰らいついてレースを進めていましたが、そんなレースの終盤で集団から脱落しそうなライバルに腕をつかまれ、引き留められます。相手はなんと世界記録保持者のポーラ・ラドクリフです。それに対しツルはポーラの腕を握り返し、ポーラを鼓舞しました。
ポーラはその励ましにこたえる形でいったんは息を吹き返しましたが、再度遅れ始めました。ツルは今度もポーラを引き上げようとしましたが、ポーラはツルに言いました。「私はいいから 行きなさい」と。この後ツルは先頭集団に追いつき、なんと優勝をもぎとりました。結果的には感動のストーリーですが、なぜ彼女は 競争心と思いやりのという心をあわせもっているのでしょうか?
2つ目の事例。メキシコの カッパーキャニオンにすむ原住民、タラフマラ族についての事例。
400年前、北米大陸に侵略者が来た時に原住民のタラフマラ族は逃げることを選択し、カッパーキャニオン隠れこみました。以来当時から現在に至るまで 彼らの生活様式はほとんど変っていません。この17世紀当時の暮らしを守るタラフマラ族の秘密というのが、70 - 80代の高齢者が160km~240kmというマラソン以上の長距離をケガすることなく、走りきること。そして我々現代社会が抱える問題(心臓病・コレステロール・ガン― 犯罪・戦争・暴力・鬱病)にタラフマラ族が無縁であることです。このようなことが可能なのはなぜなのでしょう?
3つ目の事例。200万年前の人類についての事例。
200万年前人類の脳は飛躍的に拡大しました。これに伴い、この大きな脳を機能させるために濃密なエネルギー資源が必要となり、これを人類は動物の屍肉から摂取していました。しかしその動物を狩るための最古の石器誕生はわずか20万年前です。それ以前の約200万年間は 武器なしで狩猟をしていたということになります。生身の状態では他の動物に比べ武器・スピード・強さ 全てにおいて圧倒的に劣っている人間がどうやって狩猟をしていたのでしょうか?
他にもいくつか事例は紹介されていましたが、省略します・・・。
プレゼンの中で述べられていたこれらの疑問に対する答えがまさに、「人類は走るために生まれてきたから」でした!!
もともと人類は長距離を走るのに適した体を持ち、集団(仲間)で長距離を走ることはまさに自然なことでした。
まさに人類の生まれ持った長所とは アフリカのサバンナで 獲物が倒れるまで集団で追い回す力だったのです。さらにこの道から外れた現代人は様々な問題に苦しみ、今も昔と変わらない生活を送るタラフマラ族がその問題とは無縁に生きているのもまた自然なことではないでしょうか!!
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以上のような内容でしたが、
まさに目からうろこですね(笑)
走る理由など考えるまでなく、走ることは自然なことだったわけです!!
僕もよく「なんでそんなに走るの?」ということを聞かれます。
これまではなんて答えればいいのか迷っていたのですが、これからは胸をいえます!!
「人間だもの!!」
って。
もう一つ我々が走る動機として大切にしていることがあります。
それは小さな幸せをつかむため!!
小さな幸せって言うのは、例えば走った後のジョッキ一杯のビールとか~(笑)
Borne to Run, and Run for BEER!!!!
です
では~
~